脳科学ブログ

2019.05.13

「ノルアドレナリン」は諸刃の剣~記憶力アップのための脳内物質コントロール法②

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「ノルアドレナリン」は諸刃の剣~記憶力アップのための脳内物質コントロール法②

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「記憶力アップ」のための「記憶術セミナー」を開催しているホロスブレインズ。セミナーでは脳の活性化に関わるさまざまなお話しをしていますが、なかでも重要なポイントがあります。それは、記憶力アップのための「神経伝達物質」のお話です。

「神経伝達物質」をコントロールすることで脳を活性化し、脳を活性化させることで記憶力が効果的にアップします。

重要な5つの「神経伝達物質」のうち「やる気」と「能力アップ」に関係する「ドーパミン」について前回お話しました。今回は「ノルアドレナリン」について解説します。

「ノルアドレナリン」とはどんな神経伝達物質?

「ノルアドレナリン」は「闘争」と「逃走」を促進すると言われています。適度に分泌されることで、「やる気」「集中力」「活動性」「積極性」が高まり、脳の活性化に非常に役立ちます。そういった意味では、「ドーパミン」に非常に似た作用があると言えます。

「ノルアドレナリン」は適切な分泌が大切

しかし、注意したいのは過度な分泌です。「ノルアドレナリン」が過剰に分泌されると、「やる気」「積極性」を通り越して、「攻撃性」「イライラ」「不安感」につながり、動悸や血圧上昇など健康面にも問題をきたします。

逆に、不足すると意欲低下が起こり、うつ状態になってしまいます。大量に分泌し続けることにより、枯渇し、不足するという事態に陥ってしまうので、神経分泌物質の中でも特にコントロールが必要で、「適度に」が重要になってくる物質といえます。

「ノルアドレナリン」を適度に分泌するには

「ノルアドレナリン」をうまくコントロールして、ちょうどよい「やる気」や「集中力」を起こすには、どうしたらよいのでしょうか。

それには、適度に緊張と緩和のある環境に身を置くこと。仕事でも「オン」と「オフ」をしっかりと作り、「集中」と「リラックス」をうまく利用すること。仕事はいつも同じルーティンではなく、期限を決めたり、少しだけハードルを上げたりと、自分に程よいプレッシャーを与えることが大切です。

また、「ノルアドレナリン」も新しい知識が脳内に長期の記憶として書き込まれるときに必要とされると言われていますので、記憶力アップには直接的に、重要な物質といえるでしょう。

適度に「ノルアドレナリン」を分泌させて、やる気UP、記憶力UPを目指しましょう。次回は3つ目の「セロトニン」についてです。お楽しみに!

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