脳科学ブログ

2021.02.15

独り言が脳に作用する?有言実行なヒトになるためのコツ

セミナー 脳科学 記憶

独り言が脳に作用する?有言実行なヒトになるためのコツ

時間を守る」は、社会人にとっては当たり前のこと。そうでなくとも日本人は時間にシビアな国民性で知られています。

大切だと分かっていても、守ろうと思っていても、思わず時間に遅れてしまった!定刻にやるべきことをやり損ねてしまった!そんなミスは誰にでもあるものです。

実は人との約束はもちろん、自分で決めた日課をこなすにも脳の使い方にコツがあるってご存知でしたか?

今回は脳に作用して、やるべきことをキッチリ行うための魔法の「ひとりごと」について紹介しましょう。

「ねばならない」は逆効果

約束を守らねばならない、忘れてはいけない用事をやらねばならないと考えるのは当たり前のことです。もちろん、そういう意識を重要な場面に限って持つのは悪いことではありません。

しかし、日常的にやるべきこと全てに対し、脅迫的に「ねばならない」思考を続けることは、脳にとっては大きな負荷がかかってしまいます

ねばならない思考は、結局ひとつの事柄に対して意識を集中させすぎてしまうため、「ねばならない」のせいで他の重要なタスクをうっかり忘れてしまう…といった事故の原因になってしまうことがあります。

「~する」という意思を持つ

ではどうすればいいのでしょう。「ねばならない」の代わりに「~する」と頭の中で一度唱えてみてください。実は「~する」は、脳への負荷が少なく、記憶を保つことにも有効なやり方なのです。

ひとつの仕事を終わらせたら、次のやらなきゃいけないことにほんの少し着手し、「~する」と頭の中で唱えます。一度やりかけて止める…というのはちょっと気持ちが悪いかもしれませんが、その気持ち悪さこそが実はキーポイント。

やりかけることによって脳の中にはよりやるべきことが鮮明に把握されるため、忘れるリスクが少なくなります。

「いつもできない」ではなく、「できなかったことがあった」と考える

よくミスや遅刻をしてしまう人は「自分はいつも時間を守れない人間だ」と口にしてしまいがち。それこそができない自分を作り上げ、補強してしまうNGワードです。

口に出した言葉は、当人が思っている以上にその人格や脳の働きに影響を及ぼします。仮に失敗してしまった過去があっても、それを重く受け止め過ぎて自分を責めたりせずに、「できなかったことがあった」と口に出して気持ちを切り替えることが大切です。

過去の失敗を繰り返さないために脳内キーワードを作る

人の行動は、常に過去の行動を脳内で検索し、それに基づいて予測を立てて行うというプロセスを踏んでいます。

過去の失敗に対して「いつもできない」という片付け方をしてしまうと、脳内に残るのは「できなかった」という結果のみ。何ができなかったのか、どうしてできなかったのかという情報がなおざりになってしまい、その行動を検索した結果失敗を繰り返してしまうのです。

逆に「できなかったことがあった」や「こんな理由でできなかった」という認知を行った場合、脳内ではミスの詳細やその原因がキーワードとして記憶されるため、二度目以降はその失敗を未然に防ぐような予測を立てるようになります。

過去の失敗を思い出し、同じ轍を踏まぬように気が引き締まるようになるということですね。

日本には昔から「言霊」という概念があります。霊というとスピリチュアルでうさん臭いものに感じますが、言葉の持つ「思わせる力」というのは実在し、脳や人の行動にも多大な影響を与えるためバカになりません。(有名なところで言えばプラシーボ効果などでしょうか)

皆さんもぜひ、自分の発する言葉や自分に言い聞かせる言葉に一工夫して充実した毎日を送ってください。

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