脳科学ブログ

2020.04.10

脳を喜ばせるのがコツ!!脳を最大限に活用する5つの方法【後編】

セミナー 脳科学 記憶

脳を喜ばせるのがコツ!!脳を最大限に活用する5つの方法【後編】

前回の記事はこちら>

自身の脳を生産的な状態にするための5つの方法を紹介していく当記事。
前半では報酬系を働かせる重要性や、リストアップにより作業が能率化される理由について解説してきました。

後編では更にもう一歩踏み込み、日々の習慣という形で「脳が働きやすくなる」状態を作り上げる方法を紹介していきます。

人目に付く場所で働いてみよう

科学雑誌『Cerebral Cortex』に社会的促進と呼ばれる興味深いプロセスに関しての研究が報告されていました。社会的促進とは、自分の近くに他者がいることで自身のパフォーマンスが向上する現象のことです。

オフィスやワーキングスペースで働くのが嫌ではない人の多くは、人目に晒されることで「自分が生産的な人間である」ということを意識的、無意識的に関わらず他者に証明しなくてはいけないと考えるようになり、目の前のタスクに対して集中して臨みやすくなります。

この人目というのは別に親しい人間相手である必要はなく、全くの初対面の他人でも構いません。ただ、同僚や仕事仲間に進捗を聞いてもらったり、一日の終わりに進捗を報告しあうなどの習慣を設けるとより効果的に社会的促進が機能すると言われています。

趣味に時間を割く

今まで紹介してきた項目と違い、こちらは少々意外に思う方が多いかもしれません。
ですが、自身の興味の向くことに時間を費やすことで、仕事の生産性がアップすることが分かっています。

『iNform Health』に掲載されている偏桃体の働きについての記事では、激務をこなすことで人間は激務で感じるストレスを感じなくて済むようにより激しく働くようになると書かれていますが、これは所謂ブラック企業に半ば洗脳された社員と同じ状態であり、仕事を苛烈にこなす一方で生産性自体は大幅に低下した状態だと言えます。

偏桃体とは、基本的に同じ刺激に対して同じような感情を生み出すように作られているため、仕事に忙殺されてしまうと思考が自動化され、仕事に支配されている状態になってしまうのです。

ただ同記事に、意識的、無意識的なフォーカスがズレることにより、自動化され被支配的になった思考にいくらかの隙間を生み出すことができるともあります。
こういった「刺激の多様性」が特に日本では顕著な生産性至上主義からくるストレスを緩和し、かえって生産性が低下してしまう状態から脱却することができるのです。

空想模索にふける

趣味に時間を使うというのも、いわば仕事とプライベートのメリハリということで直感的に納得する方もいるかもしれません。では空想が仕事の役に立つと言ったらどうでしょうか?

ここで言う「空想」とは、脳がリラックスした状態で思考していることを指します。
例えば、日曜日の公園で日差しを浴びながらベンチでぼーっとしている人をイメージしてください。何も縛られずに、ただ思いを巡らせることこそが、ここでいう空想です。

かのアインシュタイン然り、多くの著名人の最も偉大なアイデアは脳がリラックスして休んでいる状態の時に生み出されたものです。ニュートンも、落ちるリンゴを見る時はリラックスしていたのではないでしょうか。

真に創造的なイメージを生み出すのは、目的や観念に縛られない思考の結びつきです。生産性ばかりに拘泥すると、かえって既存の事柄に縛り付けられて人生の選択肢の多さに対して盲目になってしまいます。
矛盾しているようですが、「真に生産的になるためには時に非生産的な時間も必要」なのです。

如何だったでしょうか?最後は少し話が壮大になってしまいましたが、クリエイティブな精神を養うことは、必ずあなたの人生を豊かにすること間違いナシです!
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